昔読んだ「頭の体操」(多湖輝)みたいですが、
pc内蔵の時計は当てにならないという話。
事例
- 2/1にpcを押収した。電源抜いて警察で保管。
- 12/1にpcを通電して、内容見分すると、時計は1/2(+32日)
そこで検察官は、その誤差は変わらないという前提で、
- 2/1の時点では、pcの時計は、3/5(+32日)だった。
と主張する。
ところが検察官の証拠によれば、
- 6/1でpcを通電して、内容見分すると、時計は7/2(+31日)。
というのもある。
「誤差は変わらない」どころか、この時計は6ヶ月で1日進むんじゃない?
今狂ってる時計は過去にも狂っていると考えるのがふつうだ。
デジタルフォレンジック以前のレベル。
PCの時計はあてにしないでいきましょう。