児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「窃盗に罰金刑」導入へ 法務省が法制審で検討

 今は亡き法律選択科目の「刑事政策」では「処遇の個別化」っていう大論点だったんですけどね。
 軽くなるわけではなくて、起訴猶予微罪処分で手続きからはじかれていた事件が、刑罰に取り込まれる動きですから、「刑罰化」に動いています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000006-kyodo-soci
少額な万引など軽微な事件では、懲役刑とするには酷なケースが多く、これまでは検察官が起訴猶予にするなどしていたが、罰金刑の導入により略式裁判による簡易な手続きでの処理も可能になる。犯罪の程度に応じた弾力的な処罰を実現するのが狙いだ。