児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノ・児童買春で逮捕されている。私選弁護人は起訴猶予の可能性があるというがどうか?

 知人からの電話だったり、留置場からの手紙だったりするのですが、よくある質問です。

 基本的には、「事案による」と答えるしかない。
 一般論としては、
 起訴猶予率は数%であって極めて低い。期待できる数字ではない。
 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20050119/1106108107
 起訴猶予の理由としては、証拠不十分とか被害感情とかが考慮されているものと思います。

 私選弁護人が甘く見ている可能性もありますよ。「起訴猶予の可能性」を尋ねられた事例で、公判請求されたものもありますから。