児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2005-08-21から1日間の記事一覧

児童ポルノ・児童買春で逮捕されている。私選弁護人は起訴猶予の可能性があるというがどうか?

知人からの電話だったり、留置場からの手紙だったりするのですが、よくある質問です。 基本的には、「事案による」と答えるしかない。 一般論としては、 起訴猶予率は数%であって極めて低い。期待できる数字ではない。 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/…

スケスケ水着を全身に密着させた姿態を3号児童ポルノとした事例(山形地裁)

大阪では赤外線透視の事案もありました。

3項製造罪と児童福祉法違反(淫行させる行為)との罪数↑→

いま、こんな事例を考えています。 児童福祉法違反(淫行させる行為)は継続的犯行も含む罪であり、反復継続する場合も包括一罪。公訴事実の記載も1部分のみでいい。 他方、児童福祉法違反(淫行させる行為)と3項製造罪とは観念的競合。 ①奈良家裁H16.2.5 ②横…

 児童ポルノ+わいせつ図画販売の混合形態を併合罪とする裁判例

閲覧行脚のあしどりに沿って現在10件。 包括一罪にする裁判例なんて紹介されていないわけですから、これは、併合罪で決まりですよね。 (1)青森地裁八戸支部H12.3.15 (2)東京地裁H14. 3.14 (3)仙台地裁H15.10.8 (4)札幌地裁H12.7.28 (5)神戸…