児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

拘置所で被告人とビデオを見る方法

 後藤先生にはいろいろ御世話になっています。
 後藤国賠事件ですが、判決は正当で、弁護権侵害です。国賠やるところが凄いなあ。
 奥村弁護士の場合は、パソコン使ってうち合わせしています。被告人には検察官請求証拠が1部送ってある。弁護人はPDFにした記録を持ってて、注釈機能でコメントを書き込んでいく。
 バッテリー駆動の時間制限はありますが、デジカメ写真とか、ビデオを動画ファイルにして見せたりしているのですが、これまでお咎め無しです。別に隠れてやっているわけではなく、記録とか機材が重いからなんです。それだけの理由。まあ、そういう工夫もあるという話です。後藤先生並みの重大事件をやっているわけでもないし。

http://courtdomino2.courts.go.jp/kshanrei.nsf/webview/A947F59DC76F1D5D49256E54002D69BB/?OpenDocument
◆H16. 3. 9 大阪地方裁判所 平成14年(ワ)第12008号 損害賠償請求事件
事件番号  :平成14年(ワ)第12008号
事件名   :損害賠償請求事件
裁判年月日 :H16. 3. 9
裁判所名  :大阪地方裁判所
部     :第24民事部
判示事項の要旨:
刑事事件の証拠物として採用されているビデオテープを見ながら被告人と接見したいとの弁護人の申入れに対し,拘置所の職員がビデオテープの内容を検査しなければ申入れに係る接見は認められないとした行為が,秘密接見交通権を侵害するものとして,国家賠償請求が認められた事例