捜査機関が当初こうぶち上げても罰金だったりするのですが、立件された事件が被害者数にして４人を超えると実刑が視野に入ります。
http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CAT=News-Local
山口・児童買春の中学教諭余罪２０人以上か
広島県の中学校の教諭が児童買春をしたとして逮捕された事件です。この教諭は少なくとも９年前から２０人以上に、同様の犯行を繰り返していたことがわかりました。
ちなみに、３項製造罪を含む公判請求事件の科刑状況。被疑事実・公訴事実の起案の際には「姿態をとらせ」という要件を意識して起案してほしいところです。
山口地裁 懲役3年執行猶予4年
山口地裁 懲役2年執行猶予4年
山口地裁 懲役2年執行猶予3年
山口地裁宇部 懲役2年執行猶予3年
山口地裁宇部 懲役3年執行猶予5年保護観察
山口地裁 懲役2年6月（実刑）
検挙に力が入ってきたのと、地元の弁護士も正確に回答できなくて、間違った判決も目に余るので、情報収集もかねて、簡単な相談には無料で応じることにしました。
あくまで正しい法令適用と適正な量刑を目指す趣旨です。
hp@okumura-tanaka-law.com
TEL06-6363-2151
こちらが忙しいときはお待ちいただくこともありますが、ご容赦下さい。
輪行袋にいれて、手回り品切符くくり付けて・・・というのは昔の話のようです。無料なんですね。
http://www.jreast.co.jp/kippu/20.html
無料のもの
● サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの
有料のもの
● 競輪選手が使用する競技用自転車であって、解体して専用の袋に収納し携帯するもの
http://www.asahi.com/national/update/0629/TKY200906290344.html
ローカル線や海外では持ち込みを認めている列車もあるが、混雑する首都圏の電車では、はた迷惑。そこで、折りたたみ式のものなどは認めつつ、「そのまま」は遠慮してもらうことにした。
被害児童もビジネスでやってますから、公然と「１６歳」と書くと削除されたり、客が回避したりするので、「１８歳」と表示するようです。
しかし、全部立件されると厳しいですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000545-san-soci
同課によると、２人はこづかいほしさから援助交際をしようと相談。昨年１０〜１１月ごろ、インターネットの出会い系サイトに「こちら１８歳、本番、３万円」を意味する「１８本３」と書き込み相手を募ったところ、容疑者から連絡があった。容疑者は４月上旬までに、２人とそれぞれ１５〜１６回、わいせつ行為に及んだという。
今年４月、竹の塚署に「女子生徒が援助交際をしている」という匿名の情報が寄せられて発覚した。
逮捕された場合は４罪くらいからは犯情によっては実刑となる事案もあります。
自首した事案では、逮捕されないで、６罪で罰金６０万円という事案がありましたが、こうなる保証はできません。
一審実刑の場合は、出てきて反省の弁を語ってもらいますが、一審が執行猶予だけど事実認定や法令適用にちょっと問題があるという場合は、被告人は来ないという計画でやることもあります。
被告人はなるべく軽い方がいいので、一審判決にカンナ・やすりをかけて、もうちょっと軽くしてというのです。
そんな事件で、微細な訴因変更があって（原判決の罪となるべき事実に変更が出るようです！）、「被告人の出頭がその権利の保護のため重要であると認めるとき」だとして被告人に出頭命令が出たんですが、来てもらってもメリットないですね。
第388条〔弁論能力〕
控訴審では、被告人のためにする弁論は、弁護人でなければ、これをすることができない。第389条〔弁論の基礎〕
公判期日には、検察官及び弁護人は、控訴趣意書に基いて弁論をしなければならない。第390条〔被告人の出頭〕
控訴審においては、被告人は、公判期日に出頭することを要しない。ただし、裁判所は、五十万円（刑法、暴力行為等処罰に関する法律及び経済関係罰則の整備に関する法律の罪以外の罪については、当分の間、五万円）以下の罰金又は科料に当たる事件以外の事件について、被告人の出頭がその権利の保護のため重要であると認めるときは、被告人の出頭を命ずることができる。
原審では、控訴はできるけど、しない方がいいと言われ、
検察官からは、こんな事件で控訴するなという答弁書と訴因変更請求が出ています。
そんで、裁判所からは、破棄するから、被告人も一回出てこいというのです。
保護観察とか保釈とかの細かい手続をときどき聞かれるので、買ってPDFにしました。
http://www.jaj.or.jp/memo/memo_47.html
第１編 公判準備
第１章 起訴状の受理
第１ 公訴提起の方式
第２ 受理の意義
第３ 起訴状の受理者
第４ 任意の補正
第５ 受理の方法
第２章 起訴状謄本の送達
第１ 送達の意義
第２ 送達の権限
第３ 送達の方法
第４ 送達報告書
第５ 起訴状謄本の送達
第３章 弁護人
第１ 弁護人制度の意義
第２ 弁護人選任に関する通知等
第３ 私選弁護人
第４ 国選弁護人
第５ 特別弁護人
第４章 事前準備
第１ 意 義
第２ 当事者の事前準備
第３ 事前準備における裁判所の関与
第４ 公判前整理手続の活用
第５章 期日の指定
第１ 期日の意義
第２ 期日の種類
第３ 公判期日の指定
第６章 被告人の召喚
第１ 意 義
第２ 召喚の方法
第７章 公判期日の通知
第１ 意 義
第２ 公判期日通知の方法
第８章 公判期日の変更
第１ 意 義
第２ 変更の手続
第２編 判決宣告に伴う事務
第１章 刑の執行猶予
第２章 保護観察
第３章 収容手続
第４章 刑執行のための判決書謄抄本
第５章 保釈保証金の還付
第６章 訴訟費用の免除
第７章 公職選挙法の公職の候補者であった者に対する総括主宰者等の刑事裁判確定の通知
第３編 刑の執行猶予取消事務
第１章 刑の執行猶予の取消し
第２章 取消しの手続
第３章 引致状
第４編 編押収物の取扱い(書記官事務を中心とする)
第１章 総 論
第１ 押収物に関する主要な根拠法令と取扱準則
第２ 押収物の意義
第３ 押収物等取扱規定に定められた手続の概要
第４ 取扱者
第５ 参考資料
第２章 各 論
第１ 受入事務
第２ 保管事務
第３ 仮出事務
第４ 処分事務
第５編 保管金等の取扱い(書記官事務を中心とする)
第１章 総 論
第１ 保管金等に関する主要な根拠法令と取扱準則
第２ 保管金及び保管有価証券の意義
第３ 保管金等の取扱者
第４ 参考資料
第２章 各 論
第１ 受入事務
第２ 払出事務
付録
１ 事件の受付及び分配に関する事務の取扱いについて
２ 押収物等取扱規程
３ 押収物等取扱規程の運用について
４ 押収物等取扱規程に規定する書類及び帳簿諸票の様式について
５ 裁判所の事件に関する保管金等の取扱いに関する規程
６ 裁判所の事件に関する保管金等の取扱いに関する規程の運用について
７ 下級裁判所会計事務規程等に規定する保管金等の処理に関する書類及び帳簿諸票の様式について
８ 保管金事務処理システムを利用した裁判所の事件に関する保管金の取扱いについて
９ 保管金事務処理システムを利用した保管金に関する事務処理の運用について
10 刑事事件記録等の事件終結後の送付及び保存に関する事務の取扱いについて
箕面なので、ちょっとのぞこうかと思っています。
青少年・児童もケータイ持って安全に使おうという趣旨のようです。
http://www.fmmc.or.jp/anshin-net/osaka/osaka_top.html
A もっとグッドネットin大阪 シンポジウム
B 親子で学ぶケータイインターネット活用講座
C Teensのためのケータイ小説入門講座
D 遊んで学ぶ！情報通信技術とコミュニケーション
E 君もブログでレポーター
F 遊んで学ぶ！情報通信技術とコミュニケーション
G 君もブログでレポーター
H ネット社会の危険と大人の役割
J インターネットにおけるトラブル対処法
K ネットいじめの対処法
L モバイル・インターネットにおける青少年保護と健全育成の取組
