児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

<脅迫>裸写真送らせた疑い 海自隊員を逮捕 愛知県警

 最初の撮影・提供については、「教唆」のようですね。
 3項製造罪(姿態とらせて製造)については被害児童自身が正犯になるようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000015-mai-soci
<脅迫>裸写真送らせた疑い 海自隊員を逮捕 愛知県警
5月17日2時47分配信 毎日新聞
 調べでは、容疑者は昨年12月2日午後2時ごろ、名古屋市の中学2年の女子生徒(13)をそそのかし、携帯電話のメールで上半身裸の写真を送らせた。同3〜11日には、下半身の写真を送るよう要求し、女子生徒が断ると「写真を掲示板に載せられたくなかったら言うことを聞け」などと脅した疑い。

強制わいせつ 全被害者と示談成立

 弁護人の仕事ですね。
 お金があると示談も容易ですね。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/23029
起訴事実認める方針 被告強制わいせつ 全被害者と示談成立
2008年5月17日 09:48 カテゴリー:社会 九州・山口 > 福岡
 エレベーター内で女性職員の体を触ったなどとして強制わいせつ罪に問われた学校法人グループ「都築(つづき)総合学園」の前総長被告(72)が、福岡地裁で22日にある初公判で起訴事実を認める方針であることが16日、分かった。被告はこれまで、「無理やり触っていない」「100パーセントでっちあげ。覚えがない」と否認していた。
 また、被害女性3人すべてと示談が成立していたことも、同日分かった。被告は昨年11月から計4回逮捕された。4回目の逮捕容疑となった事件の被害女性とは示談が成立し、告訴を取り下げたため不起訴処分になった。起訴された3件の被害女性2人とも示談が成立し、逮捕されたすべての事件で示談が成立したことになる。

「小中学生に携帯電話持たせるな」教育再生懇提言へ

 この報告書以後、携帯電話が接点となった事件については、この報告書を引用して、被害者側の落ち度を主張すべきですね。
 現状では、被害児童の保護者の方からは、一方的に散々攻められてます。弁護人が、被告人に代わって。

http://www.asahi.com/digital/mobile/TKY200805170175.html?ref=goo
政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)は17日、子どもを有害情報から守るために「小中学生に携帯電話を持たせない」との提言を、今月末にまとめる中間報告書に盛り込む方針を決めた。強制力はないが、保護者をはじめ社会に対するメッセージとする狙いがある。
 懇談会は16、17両日の会合で中間報告案を討議。携帯電話の有害情報対策としては、小中学生に携帯電話を持たせないことを原則としたうえで、業界に(1)通話と居場所確認機能に限定した小中学生向け携帯の開発を求める(2)閲覧制限の機能を付けることを法的に義務づける――との案を了承した。担当の山谷えり子首相補佐官は「持たせない、といっても強制はできない。懇談会からの教育的メッセージだ」と説明している。