余罪がある場合
捕まるまでは捕まらないと思って繰り返しているので、よくある事態です。
余罪が多くて、たくさん立件されると刑が重くなるというのは常識ですし、他方で何件立件されるのかはわかりませんから、逮捕容疑で量刑予測しても意味無いですね。
相談の場合は、すでに被疑事実や公訴事実として明らかになっている事実で量刑とか方針を提案しますが、余罪が出てくれば全然違います。
受任する場合は、被疑事実や公訴事実として明らかになっている事件で委任契約して、無視できないほどの余罪が出てきたら再検討ということにしてます。
傾向としては、最初の逮捕は比較的軽い事実で、重い余罪が出てくるものです。
身の回りの法律相談が低調
奥村もだいぶ法テラスに回したんですけどね。
100万件というキリのいい数字の根拠とか100万件なければだめという理由が聞きたいところです。
実績が出たところで、37万件+αでシステム設計すればいいんじゃないですか。
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/08/d20071008000003.html
日本司法支援センターでは、当初、市民からの電話の相談が1年間に100万件ほどと予想していました。しかし、実際に寄せられた電話相談は、23万5000件で、地方にある事務所で直接受け付けた相談をあわせてもおよそ37万件にとどまりました。予想を大きく下回ったことについて日本司法支援センターは、センターの存在を知らない市民が多いとして、さらにPRに力を入れることにしています。日本司法支援センター、「法テラス」の電話番号は0570−078374です。
歌舞伎町 秋風吹いても 家出少女でいっぱい
弁護士も忙しいです。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071008/crm0710082035013-n2.htm
「お金」と「人のぬくもり」を求める少女に大人の欲望がつけ込む。
補導された中には、ホストクラブの男性従業員を相手に援助交際を繰り返して生活費を稼いで暮らしていたり、ホストを好きになって貢いでいたり、風俗で働いていたとみられる少女もいた。
歌舞伎町は犯罪多発地域でもある。
今年5月、少女2人が、指定暴力団山口組系組員の男(28)に、鹿児島・奄美大島のスナックにホステスとして引き渡され、客とわいせつ行為を強要された事件は記憶に新しい。
こうした歌舞伎町を怖くないのだろうか。
16歳の少女は「怖くないよ。私服警官の方が怖いよね」と冗談っぽく笑った。
・・・
それにしても犯罪に巻き込まれる怖さを知らな過ぎる。家庭崩壊した親に子供を守る力はない。問題が大きくなりすぎた今、非行少年少女の救済には、学校と児童委員などの教育関係者が保護者代わりになって連携する『チーム援助』が有効だ」