児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

元教諭「SEXフレンド契約書」流出

 継続的契約なんてしてたら恐ろしい児童淫行罪も視野に入ってきます。
 函館の先生の例もありますし、実刑ラインが下がってきたような気がします。事実なら厳しいですよ。

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007041010.html
元教諭「SEXフレンド契約書」流出…本人直撃
仰天のセフレ契約書に加え、援交相手の住所や年齢とみられるカレンダーも
 秋田市の元公立小学校男性教諭(44)が、“SEXフレンド契約書”など破廉恥な書類をファイル共有ソフトで流出させたことが10日、分かった。中には援助交際の記録とみられるメモも存在。流出記録から類推すると、1カ月に9人もの少女とまぐわい、しかも高校名や学科まで聞き出した詳細な名簿も作成するなど、とんでもない疑惑が浮上した。

保釈申請11回目に許可された事例

   いまの弁護士じゃ保釈とれないので
   保釈だけ5万円でやってくれないか?
という相談も時々あります。
 留置場でいろいろ聞いて期待がふくらんでいる被告人が多いので、却下されると幻滅しますよね。
 しかし、だいたい、「初犯」だとか「権利保釈」とかいっても、保釈が必ずつくということはありません。
 何回でもできますので、新規の材料ができたとき等、タイミングを計ってめげずにやって下さい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070409-00000105-jij-soci
保釈保証金は1500万円。昨年6月の起訴後、保釈申請は11回目だった。 

法テラスの日

 法テラスの顧客満足度はどうなんですか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000503-yom-soci
国民に総合的な法律サービスを提供する日本司法支援センター(法テラス)は、設立から1年を迎えた10日、この日を「法テラスの日」と位置付け、全国各地の街頭などで、法テラスの利用を呼びかけた。

元生駒市長の事件

 住民請求が端緒。
 現市長は弁護士。どこまで頑張るのか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000049-jij-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000203-yom-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000301-yom-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070407-00000317-mailo-l29
生駒のスポーツ公園用地訴訟:「違法契約の決定的根拠」原告ら自信見せる /奈良
4月7日19時0分配信 毎日新聞
 ◇評価11分の1、原告ら自信
 生駒市土地開発公社が03年12月、総合スポーツ公園整備事業用地として取得した市内保安林。市民らが山下真市長に土地を買い取らないよう求めた住民訴訟で、奈良地裁が選任した不動産鑑定士による適正評価額は、取得価格の約11分の1の1243万円だったことが分かり、6日、県庁で記者会見した原告らは「驚くべき金額。土地の売買契約が違法だという主張の決定的な根拠になる」と自信を見せた。
 訴状などによると、前市長の中本幸一氏が在任中の03年11月に市教委が依頼した不動産鑑定士が1億3480万円と算出。同公社は同年12月、この金額で地権者女性から保安林約4万平方メートルを買い取った。女性はその半年前、大手鉄道会社などから3812万円で購入し、約1億円の利益を得ていた。原告側は「適正価格を著しく上回っており、市に損害を発生させる」と、契約の違法性を主張していた。
 市と地裁が選んだ不動産鑑定士の評価が大きく違ったことについて、原告側弁護士は「市の鑑定士は保安林を宅地になる見込みがある土地として、地裁の鑑定士は山林として、それぞれ算出した。現場は急斜面で道路もなく、宅地にできる土地ではない」と話した。【高瀬浩平】

3等陸佐を逮捕

 スポーツ新聞の見出しが期待できますね。
 自衛隊の処分は停職程度ですよね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000089-mai-soci
<少女買春>容疑の3等陸佐を逮捕 埼玉県警
 調べでは、容疑者は昨年10月14日夕、同県川口市内のホテルで、アルバイトの少女(当時15歳)に2万5000円を渡してわいせつな行為をした疑い。容疑を認めている。
 容疑者は、携帯電話の出会い系サイトで少女と知り合い、この日初めて会ったという。同本部は「現在調査中だが事実なら誠に遺憾。厳正に対処したい」とコメントした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000115-jij-soci
携帯電話の出会い系サイトで知り合った当時15歳の少女にわいせつな行為をしたとして、埼玉県警少年捜査課などは10日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで、防衛省技術研究本部(東京都)の3等陸佐(37)を逮捕した。

罰金20万円・犬3頭没収(奈良簡裁H19.4.9)

 略式命令と同じ内容でした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000018-san-soci
神山義規裁判官は「再三の保健所の指導にも従わず、飼い犬が近隣住民にかみつくなど被害を及ぼしながら、反省の色が見られない」として、罰金20万円・犬3頭没収(求刑・罰金20万円・犬3頭没収)を言い渡した。
被告について、奈良簡裁は今年1月、罰金20万円の略式命令を出したが、被告がこれを不服としたため、公判となっていた。

 この報道では、略式命令には没収がついていないように見えますが、略式命令にも犬没収がついています。

刑訴法第461条〔略式命令〕 
簡易裁判所は、検察官の請求により、その管轄に属する事件について、公判前、略式命令で、百万円以下の罰金又は科料を科することができる。この場合には、刑の執行猶予をし、没収を科し、その他付随の処分をすることができる。

狂犬病予防法の違反で略式起訴 区検、元弁護士を /奈良県
2006.12.30 朝日新聞社
 奈良区検は28日、飼い犬3頭に狂犬病の予防注射を受けさせなかったとして、奈良市の元女性弁護士(71)を狂犬病予防法違反の罪で奈良簡裁に略式起訴し、罰金20万円と飼い犬3頭の没収を請求した。

 なお、略式命令の正式裁判請求の場合、不利益変更禁止は適用されませんので、よく考えないと、重くなることがあります。