ネットに女性タレント合成裸写真、国交省元幹部ら逮捕
航空保安関係の人の不祥事が続きます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000204-yom-soci
アイコラについての奥村弁護士の見解
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/searchdiary?word=%a5%a2%a5%a4%a5%b3%a5%e9
これが「通りすがりの投稿」で共謀になるというのなら疑問ですが、それでも「共謀」だという流れになっています。
http://www.sankei.co.jp/news/051128/sha043.htm
4人は共謀し、昨年8月から今年2月まで、計23回にわたり、アイコラ写真を、容疑者が開設する「OH!XXX」と題したインターネットのウェブサイトに掲載し、名誉を棄損した疑い
アイコラのなかにはアートの要素を含むものもあると思うし、すべてのアイコラが社会的評価を下げる(→名誉毀損罪が成立する)とも言えないと考えています。
他人の裸体と合成されて恥ずかしい思いをした
という別の保護法益で別の構成要件を設けることが望ましいと思います。
追記
掲示板の管理者は、単独正犯じゃなかったですか?東京高裁h16.6.23はあんまり賛同者いないのかもしれません。
東京高裁h16.6.23 公刊物未掲載 被告人上告
被告人が画像掲示板を設置管理していたところ、連絡なく他人が児童ポルノ画像を投稿した。被告人はその画像を削除しなかった。
という事実関係で、画像掲示板設置行為を実行の着手として、正犯・作為犯・単独犯としての児童ポルノ公然陳列罪を認めた事例
16歳少女にわいせつ、愛媛県立高校の教諭を逮捕
今日も「証拠はどこにいつまで残るのか」という相談を受けました。
デリヘル業者(周旋罪とか児童福祉法違反ですが)からすれば、被害児童は商品なので、しっかり管理しているものです。
そっちから捜査に着手されると、回数も把握されてしまいます。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051128i511.htm
容疑者は「18歳未満とは知らなかった」と否認している。
結果として被害児童が「16才」であれば、おそらく一般人が見たところ「16才」に見えるわけですから、こういう弁解は何か「裏付け」がないとなかなか難しいです。
偽名・偽職業で登録していたことは、「違法性の認識あり」との根拠となります。