児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2011-11-01から1日間の記事一覧

松本剛「集団強姦未遂罪の訴因につき,同罪の成立を認めず強姦未遂罪の共同正犯の限度で犯罪が成立するとした事例(大津地裁平成21年7月16日判決判例タイムズ1317号282頁)」研修760号

研修760号 第1 はじめに 集団強姦罪は.平成16年12月の刑法改正時に新設された罪である。その後. しばらくの間,同罪については目新しい裁判例が見当たらない状態が続いたが、 平成21年になり.集団強姦罪の構成要件につき一定の解釈を示した上で集団強姦(未遂…