児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-01-11から1日間の記事一覧

量刑相場を押さえよう

実刑になった事件の量刑理由を見ていると「何ら慰謝の措置を講じていない」というのが目立ちます。実刑相当事案で何もやってないのは、弁護人が提案しないからです。 児童買春犯人というのは、捕まるまで常習的に罪を重ねていることが多く、初犯の児童買春罪…

「姿態をとらせて」を共謀している事例

目下の判例(まだ最高裁の判断はない)によれば「「姿態をとらせて」は実行行為ではなく、身分だとか、行為の状況のようなものというのだから、共謀して共同実行させちゃったらだめですよ。 仙台の弁護人もこういうとこをチェックしないと。 被告人BCは共…

児童買春罪の実刑事案はありますか?

6罪くらいまでなら罰金にしてもらった経験がありますが、1罪でも実刑の場合もあるようです。 実刑事案と罰金・執行猶予事案を分けるのは何かというと、情状なんですよ。それは、項の状況とかその後の経過を教えてもらわないと比較できない。 懲役1年 00月 …