児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2006-09-09から1日間の記事一覧

集めた裁判例全部は公開しない。

まあ、公開なのが刑事確定訴訟記録法の建前なんですが、保管検察官からは個別の事件について公開するなと言われています。集計結果の公表は禁止されていない。 児童ポルノ・児童買春・児童福祉法違反の裁判例を全部集めた上の使いみちとして有望なのは、 相…

←こんな事件で飯食えてますか?

売り上げ的には民事事件が多いですが、 罪名絞れば専門性がある 裁判所も手薄(判例乏しい) 弁護人が下手で重くなることが多い 全国レベルの件数は多い 統計学的手法で量刑相場の把握は可能 ということになれば、若い弁護士数人くらいは食えると思います。 …

刑法38条3項但書の主張

被告人がそういう事件で、そういう主張をした。 法律上の減軽理由は多い方がいい。 刑法第38条(故意) 罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない。 2 重い罪に当たるべき行為をしたのに、行為の時にその…