児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2005-11-22から1日間の記事一覧

児童ポルノ事件:「被害児童の性、食い物」 遊佐被告に懲役8年求刑−−公判 /奈良

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000202-mailo-l29 奈良地裁(奥田哲也裁判長)であり、検察側は懲役8年、罰金1000万円を求刑した。判決は1月13日。 なお、家裁事件は「求刑7年で、判決は1/13」でした。 足し算してください。 奈良地…

オークションにおける児童ポルノ提供(販売)犯人から、オークション会社への手数料の支払いは、犯罪収益の授受である。

2条4項により、犯人の手元で混和すれば全部犯罪収益です。これは客観的に犯罪収益。知ってても知らなくても。 事情をお知らせすれば、11条本文で、収受罪です。 但書の要件は、オークション会社で立証してもらう。 ということで、全部贖罪寄付することに…

数個の(児童ポルノ罪+わいせつ図画罪)は併合罪

20個も裁判例があって、味方もいるそうなので、この際、古くさい大審院S10.11.11も攻撃しておこう。 第2 児童ポルノ罪の保護法益 1 参議院法制局の説明*1 2 学説 ①西田典之・鎮目征樹 ②木村光江* ③園田寿* ④大塚仁 ⑤加藤久雄 ⑥伊東研祐* ⑦永井善之 3 …