児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2004-11-17から1日間の記事一覧

児童ポルノ法児童の権利条約12条違反説

今日は起案の日、明日は相談の日。 こんなことも主張してみる。 1 はじめに 児童ポルノへの出演や販売は、児童からみれば、表現行為・意見表明であるところ、児童ポルノ法は、児童の年令や成熟度に応じた取扱いをしていない。 これは児童の権利条約12条1項…

児童ポルノ販売罪におけるおとり捜査について

こう言われると、違法捜査に思えませんか? 児童ポルノの拡散が児童に対する性的虐待であって、その禁圧が法律の趣旨であれば、おとり捜査で買い受けるというのは、販売するのと同等の違法性=個人的法益の侵害があるからダメなんじゃないですか? 少なくと…

「ユニセフシンポジウム〜STOP! 子ども買春」

あさってのお昼のイベントを告知されてもどうしようもありませんが、国外犯の摘発が進まない現状に鑑み、「旅行・観光における子どもの性的搾取からの保護のための行動倫理規定」プロジェクトの成功を祈念して広報してきます。できることはなんでもする。 ht…