児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ネット情報に第三者の「有害判定委」…総務省が検討

 故意に掲載すると違法になるような情報は現在でも削除されるんだから、そうでない「有害情報」をどうするかという話なんですか?裁判所はあてにならない?
 それとも、児童ポルノでもプロバイダーが知らんふりして扱っているという話なんですか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050625-00000101-yom-pol
プロバイダー責任法では、有害情報の削除が事業者側の判断に任されており、事実上、野放しになっている。

露骨な審理遅延など、弁護士の処分を請求…最高裁方針

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050626it01.htm
 事実関係に争いがないのに、上告後2年以上も判決待っている児童ポルノの上告事件がありますけど、そういうのは救済してもらえないんでしょうか?(執行猶予期間を差し引くとか)
 まさか、「上告審において迅速な裁判を受ける権利」の侵害なんて主張してないし。
 まさか、弁護人は処分しないでしょうねぇ。

浜松支部では併合罪?

 児童福祉法違反と児童ポルノ製造罪の罪数、東京では一罪、奈良では併合罪、浜松支部でも併合罪らしいです。
 検察官が、間違って、一罪で起訴してくれれば助かります。

 この事件の場合は一罪を主張した方が被告人に有利です。

除霊と称し、わいせつ行為−地裁浜松支部など家庭教師初公判
2005.06.25 朝刊 27頁 静岡 一社 (全445字) 静岡新聞社
 児童福祉法違反罪については静岡家裁浜松支部で、児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪は静岡地裁浜松支部で、それぞれ審理が進められる。