児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強制わいせつ致傷罪で懲役3年執行猶予5年付保護観察(堺支部h22.3.19)

 親の介護も有利な事情なのか。

強制わいせつ致傷で猶予付き判決 大阪地裁 /大阪府
2010.03.20 朝日新聞
 判決は、被告が抵抗する女性の口をふさぎ、33秒間にわたって押し続けた行為は悪質で、動機も同情すべき点はないと指摘。一方、車いす生活を送る母の家を月2回訪れ、介護していた点に触れ「まじめに働き、実母の面倒をみるなかで更生することに期待したい」と猶予判決の理由を説明した。
 判決後、裁判員を務めた60歳代の男性は「被告は、実母の証人尋問で涙していた。悪いことをしたと思ったのではないか」と語った。