児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

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 そういうおびき出すところまでのおとり捜査は常套手段ですね。
 「投稿者を探して補導したり」は判例違反でっせ by大阪高

ネットの性犯罪 少年少女を守れ サイバーパト27人補導−県警「根絶プログラム」半年
2010.01.31 静岡新聞
 昨年11月、サイバーパトロールを行っていた捜査員が電子掲示板に18歳の女性を名乗る人物の書き込みを見つけた。書き込みは買春を持ち掛ける内容。捜査員が身分を隠して接触すると、現れたのは16歳の少女だった。補導して話を聞くと、以前、現金を受け取り、性交渉をしていたことが判明。1月中旬、相手の男(33)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕した。
 県警はこの少女のほかにも、補導した少女3人が過去に淫行(いんこう)などの被害にあっていたことを突き止め、同容疑などで捜査を進めている。
 サイバーパトロールの対象は出会い系や電子掲示板など計6017サイトに上る。その中で、性行為などを誘う出会い系サイト規制法違反を194件、自分の裸をサイト上に投稿するなどした児童ポルノ禁止法違反を80件確認し、投稿者を探して補導したり、サイト管理者に書き込みの削除を求めたりしている。