児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強要型の3項製造罪の動機と経緯

 子ども相手なので、軽い脅迫文言でもいいなりになって、強要罪既遂になります。
 途中で親にでも相談してくれれば、未遂です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090301-00000063-mailo-l19
 2月11日、県内に住む女子中学生の裸の写真をインターネット上に公開したとして、横浜市の専門学校生(19)が、県警少年課と甲府署に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ公然陳列)容疑で逮捕された。
 捜査関係者によると、専門学校生と少女はネットゲームを通じて知り合った。ゲームをしながら携帯電話のメールアドレスや番号を交換。やがて専門学校生はメールで少女に顔写真を送るように求めた。少女が応じて送ったところ、専門学校生は「上半身の裸の写真を送らないと、顔写真や連絡先を出会い系サイトに掲載する」とメールで脅した。少女はその求めにも応じた。要求はさらにエスカレートし、やはりメールによる「出会い系サイトに載せる」との脅しで、今度は全裸の写真を送らされた。
 その後も専門学校生からの連絡が続いたため、少女はメールアドレスを変更して連絡を取れなくした。すると、専門学校生は少女になりすまして自己紹介サイト(プロフ)を作成、少女が以前送った全半裸の写真を掲載した。専門学校生は「連絡が取れなくなったので腹いせにやった」と供述しているという。