児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

家裁に児童淫行罪、地裁に準強姦で起訴されているみたいな事案

 併合審理できないのに、併合審理されたと仮定した場合の量刑にしないと量刑不当になります。
 先行する家裁判決は執行猶予でも控訴して地裁判決を待って合算した刑期をみないと、量刑不当かどうかがわかりません。

110番・119番:札幌・少年を準強姦容疑で逮捕 /北海道(170文字)(毎日新聞) - 2008年1月13日(日)
 12日、住所不定の無職少年(18)を準強姦(ごうかん)容疑で逮捕した。昨年9月27日、A被告(31)=児童福祉法違反罪で起訴▽住所不定、無職少女(16)=準強姦容疑で逮捕、中等少年院送致=と共謀し、札幌市内の女子高生(15)に風邪薬だとうそをついて睡眠薬を飲ませ、ホテルに連れ込み、性的暴行をした疑い。(札幌中央署)

児童福祉法違反:デートクラブで女子高生ら斡旋、経営者逮捕−−札幌(271文字)(毎日新聞) - 2007年10月17日(水)
 札幌中央署は16日、少女を装って携帯電話の「出会い系サイト」で客引きし、女子高生にわいせつな行為をさせたとして、A容疑者(31)を児童福祉法違反(児童に淫行(いんこう)させる行為)で逮捕、札幌地検に送検したと発表した。
 調べでは、A容疑者は無店舗型デートクラブを経営。7月28日午前9時ごろ、札幌市清田区の女子高生(15)を中央区のホテルまで車で送り、男性客にわいせつな行為を行わせ、現金1万5000円を受け取らせた疑い。店は7月初旬に開業し、女子高生を含む少女3人を客に斡旋(あっせん)していたという。