児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

腹腔鏡手術、半数が不合格…一線の医師対象に初テスト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050615-00000101-yom-soci
 少し前、国立大学の腹腔鏡手術の医療過誤事件をやってましたが、被告は、チーム医療だから、心臓血管の医師と内科の内視鏡経験医師とのペアを組めば大丈夫って主張してました。
 内科の先生は心臓血管を内視鏡で触ったこと無いし、心臓血管の先生は内視鏡で手術したこと無いんだけど、大丈夫だって。
 そういう手術だということを患者に説明していなかった責任のみ認容されました。

 患者側も、
   開腹手術で行うメリット&デメリット
   内視鏡で行うメリット&デメリット
についてよく説明を受けて決めて下さい。

 わかりやすく言うと、

破裂したら即死みたいな重大な疾患については、
お腹をガバッと切っても(傷跡が大きくなっても)命には代えられないから、
不慣れな内視鏡なんかじゃなくて、
手慣れた開腹手術がいいんじゃないか

とかいうことですよ。