児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

オークション犯罪の一例

 手堅い「入口犯罪」の成否を検討しています。
 ヤフオクとかで、複数IDを使って、複数の売り子を使って、大量に販売している人がいます。組織的に販売しているのに、個人出品を装っています。

オークション出品・落札
  売り子P→落札者C
  売り子Q→落札者D

商品の流れ
  X→売り子P→落札者C
  X→売り子Q→落札者D

代金
  落札者C→X
  落札者D→X

 お金をXに振り込ませるところが、怪しいですね。実は、Xが売主です。

 こんなのは、特定商取引に関する法律違反の犯罪ですね。誇大広告・虚偽表示。
 しかし、ヤフーにXの使っているIDとか履歴を開示請求しても、拒否されました。「わからない」というのではなく、「開示しない」という。「温床」といわれる所以です。