児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「ちちんぷいぷい」の視聴者と遭遇

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20050302/1109754922
の番組を見ていた人とお話しました。

被告人「先生、テレビ出とったでしょ。」
弁護人「取材はあるけど出てないで。」
被告人「うそぉー、看守さんが『おまえの弁護士さんテレビ出とるで』って教えてくれましたよ。『ちちんぷいぷい』」
弁護人「電話取材でな。タレント弁護士ではないからテレビ局には行かない。」
被告人「そんなに取材あるんですか?」
弁護人「最近、おまえらみたいに児童ポルノヤフオクで売ってる奴が多いし、エスカレートして子どもを狙う奴もいて、風当たり強いからな。児童ポルノ法の解説してくれと言われる。『児童ポルノ』については君らの方がくわしいけど、『児童ポルノ法』については奥村弁護士は詳しい。」
被告人「やっぱり風当たり強いですか?」
弁護人「強い、強い。奈良の事件以降は、『性犯罪者』とか『性犯罪を助長する』とか。お前も論告で言われる」
被告人「おれ、児童、殺してませんよ。」
弁護人「たまたま殺した犯人が児童ポルノ持ってたらしいからやけど、検事につっこまれる前に謝っとこ。『最近の事件を見ていると、児童ポルノが蔓延すると結果として児童に対する性犯罪を助長することになると言われることもやむを得ないと思います。反省しています』って。」
被告人「また『弁護士の入れ知恵やろ』っていわれますよ。」
弁護人「『入れ知恵』といわれようと自分の言葉に直して覚えとけ。学習や学習。社会に戻っても忘れんといてや。森山眞弓&野田聖子の『よくわかる改正児童ポルノ法・・・』も買って差し入れるからな。」
被告人「『児童ポルノが蔓延すると結果として児童に対する性犯罪を助長することになる・・・』ですね。聖子ちゃんの本も読んどきまっさ。」


「よくわかる 改正児童買春・児童ポルノ禁止法 」も一冊売れました。
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20050311/1110538732
http://www.gyosei.co.jp/shinkan/search.cgi?BOOKNUM=3&VAL=Data/sin003.txt