児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

必携刑事当番弁護士六法 (2004年度版)追補

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20041005#p1
で紹介した必携刑事当番弁護士六法の追補が配布されましたが、追補でも、児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律は旧法のままです。

 というわけで、近畿地方の当番弁護士は、児童ポルノ罪とか児童買春罪とかの法定刑については「懲役3年」と答えるかもしれませんが、「懲役5年」に引き上げられていますし(併合罪ですから、数罪になると懲役7.5年!)、新規の構成要件もありますし、罪名が変わったものもありますので、逮捕されるかも知れない人・逮捕された方は、ご注意下さい。

 大方の弁護士にとっては極めてマイナーな法律なので済みません。
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