http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040731#p1
は、問題提起として、学会発表します。
実は、CSS2003で判例調査を行ったので、その続編。
全編「独自の見解」では後進の足掛かりにならないので、業界のいう「不正アクセス」と法律上の「不正アクセス罪」の違いから、東京高裁判決、東京地裁事件の争点もカバーして。
さて、英訳(依頼)しないと。
しかし、シンポジウムなので、論文集には出ないんですよね。反論しようにも、引用できませんね。
コンピュータセキュリティシンポジウム2004(CSS2004)
コンピュータセキュリティシンポジウム2004(CSS2004)
―シンポジウム開催ならびに発表募集のご案内―
http://css2004.kddilabs.jp/
情報処理学会コンピュータセキュリティ研究会では、コンピュータセキュリティの基礎となる理論・技術、通信プロトコル、コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステム、アプリケーション、応用事例、管理運用、さらに社会科学的考察までの幅広いセキュリティに関連する内容の研究、技術の発展および普及、ならびに研究者、技術者相互の連絡および協力を促進することを目的として、第7回コンピュータセキュリティシンポジウム2004(CSS2004)を下記の要領で開催いたします。奮って御参加くださいますよう御案内申し上げます。[開催要項]
開催日:平成16年10月20日(水)〜10月22日(金)
会場:北海道大学 学術交流会館(JR札幌駅北口 徒歩7分程度)
〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目 TEL:011-706-2141(会館事務室)
題目(和文) 不正アクセスの禁止等に関する法律の運用(「特定電子計算機」概念を中心に)
題目(英文) The Practical Conditions of Unauthorized Computer Access Law
- Mainly analyzing “specific computer”--
発表 日本語で発表
概要 CSS2003「不正アクセスの禁止等に関する法律の運用(罪数判断を中心に)」では、同法に関する裁判例の分析から、不正アクセス行為のパターン、罪数判断、保護法益、量刑で考慮された事情の分析を試みた。 本稿では同法のいう「電子計算機」及び「アクセス制御」の概念を明らかにして、実態との乖離を指摘し、合理的な解決方法を提案したい。
該当分野 法律関連 ネットワークセキュリティ アクセス制御