児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

青色LED訴訟の弁護士、事務所解散 大手に移籍

 「後継者難」と言われちゃうと「後継者」を目指していた所属弁護士は辛いですよね。

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2008062710412b1
今月末に事務所を解散し、7月1日付で所属弁護士らと大手のTMI総合法律事務所(東京・港)に移籍する。企業法務分野の中小事務所の苦境を象徴する事例といえそうだ。
 最近、後継者難に直面し、TMI総合に合流を打診していた。弁護士5人、弁理士4人、スタッフ4人のほぼ全員が移籍する。

セカンドオピニオン

 「今の弁護士の方針はこれでいいのか」という質問も多いのですが、他の弁護士の事件には不当に介入できないことになっていて、慎重になります。協力的な弁護士ばかりでもないし。
 同じ資料に基づいてコメントするのならまだしも、依頼者からの断片的な情報だけでコメントすると、それだけで支障になる恐れがある。
 そういう意味では、控訴するか、控訴した段階というのは、一件記録を見ることができるので比較的楽ですね。

http://www.nichibenren.or.jp/ja/jfba_info/rules/data/rinzisoukai_syokumu.pdf
弁護士職務基本規程
第九章 他の弁護士との関係における規律
(他の事件への不当介入)
第七十二条 弁護士は、他の弁護士等が受任している事件に不当に介入してはならない。

控訴中で閲覧できないのが増えてますね。

 最新の地裁の判決日・事件番号のリストで地曳き網的に閲覧してるんですが、控訴中で確定してないことが多くなりましたね。
 実刑事件が増えてきた感じですね。
「量刑不当」で控訴しても、弁護人も科刑状況を知らず、重すぎて不当かどうかわからないまま控訴してるわけですから、通りませんよね。
 実刑相当事案の弁論で「罰金相当」というのをよく見かけます。