児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2019-01-14から1日間の記事一覧

ダウンロード販売目的で、被告人が自宅で所持しているポータブルHDD内のわいせつ画像については、わいせつ電磁的記録有償頒布保管罪ではなく、わいせつ物有償頒布目的所持罪が成立する(名古屋高裁h31.3.4)

刑法学者には、みんな「電磁的記録の保管罪」だって言われましたが、「物の所持罪」だそうです。弁護人の主張が通ったので論難しにくいところですが、上告審としての事件受理の理由にします。 控訴理由 法令適用の誤り~被告人が自宅で所持しているポータブ…