児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2005-06-09から1日間の記事一覧

婦女暴行:ポルノに小5を出演させた疑いで、3人を逮捕−−奈良県警など

http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/news/20050609ddf041040021000c.html「関西援交シリーズ」でしたっけ、 小学生に対する強姦ビデオだったということになると、今後、流通行為は厳しく取り締まられるでしょう。 弁護人だとぶっ飛びますね。重くないとい…

児童買春の周旋を業とする罪の成立には、被周旋者において被害児童が18歳未満の者であることを認識している必要がある。(名古屋高裁金沢支部h17.3.10)

同旨の東京高裁判決と、反対の静岡家裁判決がありましたね。 東京高等裁判所 平成15年5月19日 児童売春周旋罪が成立するためには,被周旋者において,被害児童が18歳未満の者であることを認識していることを要する静岡家庭裁判所 平成16年5月6日 …

7条3項製造罪の客体をダビングする行為も3項製造罪である。(名古屋高裁金沢支部H17.6.9)

高裁金沢支部H17.6.9 ハードディスクの製造は児童ポルノ製造罪に該当しないとの所論について 所論は,被告人は,メモリースティックからハードディスクへ画像データをダビングしたものであるところ,ダビングの際には,「姿態をとらせ」の要件がないから,児…