児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-06-21から1日間の記事一覧

強姦罪・強制わいせつ罪が成立するときには青少年条例違反は成立しないはずですが。

わいせつ行為については福岡高裁の判例があります。 青少年条例違反ではなく強制わいせつ罪後段・告訴なしだろうという主張です。 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20090929#1254120472 福岡高裁H21 法令適用の誤りの主張について (1)弁護人は、 ア 1…

起訴状一部通訳し忘れ、罪状認否やり直しへ

これは日本語では朗読されたんですよね。手続きやりなおし。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100619-00000040-yom-soci 刑事訴訟法の定めでは、被告に日本語が通じない場合、起訴状の内容などを通訳した上で審理を進めなければならない。地裁によると…

3項製造罪が数回の準強制わいせつ罪をかすがいしそうな事例(大洲支部)

余罪が起訴されればの話です。 被害児童1名の場合は、処断刑期に直結するので、罪数処理をチェックすることは必須です。面倒くさがりの裁判官なんてその議論を回避するために軽くすることもあります。 http://www.sanspo.com/shakai/news/100601/sha1006010…