児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2007-01-24から1日間の記事一覧

翌日に相手の女子中生が“事件”に遭い発覚…買春逮捕

被害児童が警察と接触したらアウト http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007012404.html 当時14歳だった中学3年の女子生徒(15)に金を渡し、みだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで会社員の男(45)を逮捕した。「18歳…

児童淫行罪と製造罪は観念的競合か?併合罪か?

ご親切な方から観念的競合だという判例(東京高裁H17.12.26)が送られてきました。 ある事件でこっちは「大阪高裁H18.10.10では併合罪になっとる」と主張しています。 どっちも奥村弁護士事件なんですが、高裁レベルじゃわからないですか?ちなみに、東京高…

周旋者が女性を装って出会い系で客を勧誘する形態

児童淫行罪で立件される可能性もあります。 被害児童の携帯電話を調べたら法人名義だったりすることはよくあります。 無店舗型の営業ですから、勧誘にネット使うでしょうね。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000170-jij-soci 同容疑者は出会…

児童買春罪の裁判例にみる被害者の態様(落ち度・過失)

有利に評価されたりされなかったりで一定しません。 奥村は、法定刑に織込済だと思うんですが、このように量刑上有利に考慮されることもある・被告人に不利な事情ではないということになれば、弁護人も指摘せざるを得ない。 被害者らは判断力が不十分な年齢…