児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

家裁に児童淫行罪、地裁に3項製造罪が起訴された事案(東京地裁・家裁)

 傍聴券交付事件になってましたね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000929-san-soci
担任だった中学3年の女子生徒の裸の写真などを撮影していたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(ポルノ製造)の罪に問われた被告(52)=休職中=の初公判が21日、東京地裁(中村昌史裁判官)で開かれた。被告は、「結婚前提の真剣な交際をした上での撮影だった。違法性はない」と述べ、無罪を主張した。
・・・
 被告は同じ女子生徒にホテルなどでわいせつ行為をしたとして、児童福祉法違反の罪でも起訴されており、東京家裁で公判中。被告は、わいせつな行為をしたことは認めたが、「生徒から誘われた」などと無罪を主張している。

東京地裁高裁のビルの中で、8階は観念的競合説で、5階は併合罪説だというのです。お隣の家裁は観念的競合説。