アカデミックなブログもいっぺんに下品になりますね。
「健全条例」にふさわしくない下品な表現だと思いますが、大阪府は品があってほしいと思うのですが、石原都知事の会見によると、わざとそういう表現になってるようですね。
買春被害者の調書なんて、被害児童の両親に見せた方がいいでしょうか?12歳が自分で売りに行くんですよ。
東京都青少年の健全な育成に関する条例
(着用済み下着等の買受け等の禁止)
第15条の2 何人も、青少年から着用済み下着等(青少年が一度着用した下着又は青少年のだ液若しくはふん尿をいい、青少年がこれらに該当すると称した下着、だ液又はふん尿を含む。以下この条において同じ。)を買い受け、売却の委託を受け、又は着用済み下着等の売却の相手方を青少年に紹介してはならない。
2 何人も、前項に規定する行為が行われることを知つて、その場所を提供してはならない。
(青少年への勧誘行為の禁止)
第15条の3 何人も、青少年に対し、次に掲げる行為を行つてはならない。
一 青少年が一度着用した下着又は青少年のだ液若しくはふん尿を売却するように勧誘すること。
二 性風俗関連特殊営業(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号。以下「風適法」という。)第2条第5項に規定する性風俗関連特殊営業をいう。)において客に接する業務に従事するように勧誘すること。
三 接待飲食等営業(風適法第2条第4項に規定する接待飲食等営業のうち、同条第1項第2号に該当する営業をいう。)の客となるように勧誘すること。
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2004/040716.htm
2 青少年育成総合対策推進本部の設置について
【知事】
それから、次いで、青少年育成総合対策推進本部というものを設置いたします。東京の治安対策のために、警察庁から竹花さん迎えて副知事として活躍してもらっているけども、彼がこの間やっぱり非常に意を決して言ってきたことは、「東京という、今まで幾つか県警本部長もやってきたけども、そこでやった治安対策などと違って、東京に来るとやっぱりこういうものはもっと幅の広い、底の深い、非常にドロドロした複合的なものだというのがよくわかった。とどのつまりですね、やっぱり帰するのは、青少年というのはいかに健全に育成していかなきゃならぬかという問題に帰しますな」と。まさにそうだろうということで、どういうんでしょうね、この間の佐世保の同級生殺害事件や幼児突き落とし事件もありましたが、あれ、治安対策とか治安の乱れというような表現する、これと全然違って、子どものしつけ、教育の問題ですよ、帰するところは。
そういうことを、我々にとって本当の本質的な問題を把握する上で、やっぱりこういう必要なことは、子どもたちの実態を直視することだと思いますし、都民の皆様にも、現実に何が行われているのかということ、字づらではわからないんだね、これ、やっぱりね。だから、例えば今度の条例の中で、唾尿の販売を禁止する、何ですかって。唾とおしっこを売るわけだ、女の子がね。それを買う変な変態な男がいて、それで結構子どもたちはお金を儲けて、悪いことをしているんだ。字で読んでもね、眉をしかめて、オオと思うけど。そういう実態ね、どういう現場をどういうふうに写すか知らぬけども。やっぱりオーディオ・ビジュアルに、渋谷なら渋谷でどんなことが行われているかということを、やっぱり見せる必要があると思うし、それからできれば、今の高校なら高校というものがどれだけ乱れているか、いい学校もありますよ、だめな学校がどこまでいっているか。そういうものをもちろん、人物はモザイクかけてのことでしょう、映像としても。しかし、やっぱり直截に見て教えることが必要だと思う。
(中略)
その一つのよすがに、これは私、ある人たちにお願いしたんですが、この間もある番組で、渋谷を放浪する16〜17の二人の女の子の実態を、私はあるテレビで見て、なるほどな、と思ったんだけど。つまり、親が買い与えて、これで子供とコミュニケートしているから大丈夫だという携帯電話、どういうふうに使われているかということなんかも、非常に親が想像していたのと全く逆の形で効果を発揮している。マイナスの効果。そういうものもやっぱり私は見せた方がいいと思うし、視覚的に子供たちの実態を学校においても、巷間においても、市井においても捉えることが、私は大人たちの覚醒の大きなよすがになると思いますんで、そういうものも含めてこの推進本部に大いに期待をしております。