児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-08-01から1日間の記事一覧

青森のロリコン准教授を逮捕したのは山口県警の理由

被害者が山口県なので、防府警察が端緒をつかんだので、全部やるわけで、普通ですね。 むしろ、余罪が青森の事件なので、被害者や犯行場所の捜査のために出張が続きます。 都道府県警察制度でネット犯罪を捜査する以上は解消されないでしょう。 http://genda…

刑事関係 1.児童ポルノを,不特定又は多数の者に提供するとともに,不特定又は多数の者に提供する目的で所持した場合の罪数 2.児童ポルノであり,かつ,刑法175条のわいせつ物である物を,不特定又は多数の者に販売して提供するとともに,不特定又は多数の者に販売して提供する目的で所持した行為が,全体として一罪とされた事例[平成21.7.7第二小法廷決定]2012-07 (最高裁判所判例解説 : 平成21年1,3,4,7,9,12月分 平成22年6月分)

児童ポルノ・児童買春について、こういう判例が出たということは、弁護人は逆の主張をしたことがわかります。しかも被告人に有利な主張として。 (注2) 公訴事実の同一性がないにもかかわらず訴因変更の許可がなされた場合,審理途中であれば訴因変更を取り消…