児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

SIA

 CIAとかMI6とかSRIみたいですね。
 ホットラインセンターが扱わない難しい情報を扱うようです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131108/k10015894011000.html
この団体は、違法薬物の売買や児童ポルノなど、ネット上に掲載されている有害な情報を、一般の人からインターネットを通じて寄せてもらい、事業者に削除を要請したり、警察に通報したりします。こうした有害情報の受け付けは、警察庁が事業委託しているインターネット・ホットラインセンターが7年前から行っていますが、削除を要請する対象は、犯罪につながる情報などに限られています。このため、新たに設立された団体では、判断の難しい情報についても専門家の意見を聞いて削除の要請をするほか、海外の事業者に対する要請も行うということです。セーファーインターネット協会の吉田奨専務理事は「国が有害情報を定義すると表現の自由の観点から問題が起きやすいが、民間が自主的にルールを決めることで、柔軟で迅速な削除要請に結びつけていきたい」と話しています。
この団体は、有害情報の受け付けを今月11日から始める予定です。ホームページのアドレス=http://www.saferinternet.or.jp

http://www.saferinternet.or.jp/about/greeting/
インターネットの出現が社会の秩序を乱しているとする声が日に日に大きくなっています。今や社会的課題のほぼ全てにインターネットが関わっているかのようです。しかし、これら社会的課題は、本質的にはインターネットそのものに起因するものではなく従来から存在したものであり、インターネットによって顕在化されたことによって耳目を集めることとなりました。今、我々は立ち止まって、如何に現象面に惑わされず本質的な課題解決を図るのかを考える時期に差し掛かっているのではないでしょうか。
 社会的課題に対してインターネットを活用してより本質的な解決を模索していきたい、SIAの目指すべきところは、単にインターネットの自由を護るということに留まらず、インターネットを活用した社会的課題の解決にあります。
 当協会の基幹事業であるセーフラインには国民の皆様のご協力が欠かせません。ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
Safer Internet Association
会長 別所 直哉

http://www.saferinternet.or.jp/about/background/
一般社団法人セーファーインターネット協会(Safer Internet Association, SIA)は、インターネットの悪用を抑え自由なインターネット環境を護るために、統計を用いた科学的アプローチ、数値化した効果検証スキームを通して、悪用に対する実効的な対策を立案し実行していく団体です。

 もとより、インターネットは国によって管理されるものではなく、一般市民や企業一人ひとりの自制と自助によって成り立っています。しかし、時に利害が衝突することによって、対策が進まないばかりか自由を阻害する結果を招来することがあります。SIAは、それらの利害調整や連携、さらには利用者のリテラシー教育を促進することによって、一般市民や企業が、安価に、安心してインターネットを活用し、日々の生活を豊かにしていくために活動していきます。

一般社団法人セーファーインターネット協会」の設立について
2013年05月27日
本日、ヤフー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:宮坂 学、以下、「Yahoo! JAPAN」)、アルプスシステムインテグレーション株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:麻地 紱男、以下「ALSI」)、ピットクルー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小西 直人、以下「ピットクルー」)は共同で、一般社団法人セーファーインターネット協会(Safer Internet Association、以下、「SIA」という。会長:別所 直哉)を設立いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。

http://www.saferinternet.or.jp/info/272/
1. 本協会設立の経緯
 スマートフォンの急速な普及に加え、掲示板サイトやSNS等の急増に伴い、青少年はもちろん、一般の方も含めて情報リテラシーが十分でないままインターネットを日常的に使う利用者が、インターネット利用に関連した様々なトラブルの被害者・加害者となる事例が報告されるようになっています。一方、従来型の違法・有害情報は、国内のサーバからの排除は進んでいるとはいえ、国際的な対応は難しい状況です。
 Yahoo! JAPANとALSI、ピットクルーは、これまでフィルタリングサービスを提供したり、学校裏サイトの監視業務を請け負ってきた立場から、現在の状況を改善するためには、民間の自由な発想と分析力をもって各種課題にあたっていく努力が欠かせないと考え、一般社団法人を共同で立ち上げることにいたしました。
2. 協会の名称
一般社団法人セーファーインターネット協会
英文名称:SIA (Safer Internet Association)