児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

浦河町の処分教諭、研修後現場復帰へ 道教委「しっかり再教育」

 停職処分を受けたら依願退職するというのが道教委の望む教員像なので、そういうふうにしっかり再教育されるように読めますね。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120616-OYT8T00392.htm
浦河町の処分教諭、研修後現場復帰へ 道教委「しっかり再教育」 /北海道
2012.06.16 
 研修は、教育者としての倫理観や使命などについて考えさせる内容になるという。研修後に学校現場への異動を予定していることについて、道教委は「教員として採用された以上、事務職などに配置することは難しい。研修でしっかり再教育し、理解を得られるようにしたい」と説明している。

盗撮の教諭に研修命令 復職反発で異例の措置
2012.06.15 共同通信 
 教諭は昨年12月に道迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕され、その後罰金の略式命令を受けた。札幌市を除く北海道内では過去10年間に同様の事案で7人の教員が停職処分を受けており、道教委は3月、男性を停職2カ月の懲戒処分とした。
 だが、過去の7人は全員が依願退職したのに対し、男性は退職の意向を示さず、同じ学校で復職する事態に。保護者から配置換えを望む意見が続出し、道教委が対応を検討していた。
 道教委は「一度停職という処分を下した後は同じ事案で免職にはできない」と説明。研究所では教員倫理の講義を受けさせるなどの研修を実施、その後は教員としての人事異動が行われる可能性があるという。

http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20120616ddlk01040259000c.html
盗撮:停職処分の教諭が研修へ
 研修期間は18日から1カ月以上で、公務員倫理や教科指導など教諭として再教育する。その後、同町以外の中学校へ異動させる方針。そこでも保護者が反発した場合、道教委教職員課の村上明寛課長は「地元の理解抜きには学校復帰させない」と明言。わいせつ行為で停職処分を受けた教職員は自ら退職し、過去に今回のような事態はなかった。村上課長は「処分の厳罰化も検討したい」と話した。

 この教諭は昨年12月21日、札幌市中央区で、女子高校生のスカートの下にカメラを付けた靴を差し入れて盗撮した。5月29日に停職処分が明けたが、病気休暇を取っていた。