児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「トイレ貸して」狙われた少女たち…性犯罪者の新たな手口

 「配達です」などと玄関から入りこむ住居侵入強姦というのは、古典的なパターンですよ。
 オートロック式マンションのエレベータ周辺とかも。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120303-00000530-san-soci
「トイレ貸して」狙われた少女たち…性犯罪者の新たな手口
産経新聞 3月3日(土)12時23分配信
 ■鍵っ子狙う
 大阪府警刑事特別捜査隊や四條畷署などの捜査で、強姦致傷などの容疑で逮捕、起訴されたのは、被告(41)。被害届が出ていた3件の強姦事件について、警察の捜査が2月に終了した。
 府警によると、1件目が発生したのは平成22年9月26日、日曜日の昼下がりだった。被告は四條畷市内の民家の玄関近くで女子中学生が帰宅するところをじっと見ていた。
 「やれる」
 女子中学生が鍵を使って玄関の鍵を開けた瞬間、被告はこう思ったという。
 被告は「少女が『ただいま』と声を出して鍵の閉まっていない玄関のドアを開けた場合、家の中には家族がいる。もし、自分で鍵を開けて何も言わずにドアを開けて入ったならば、他に家族はいないはず」と供述しているとされる。

 ■態度を豹変
 被告は、女子中学生が自分の鍵でドアを開ける様子を確認したあと、家のブザーを鳴らした。午後1時40分ごろだった。
 ドアが開くと、被告は「トイレを貸してほしい」と言って玄関に入った。
 「騒ぐな、殺すぞ」
 次の瞬間には、被告は態度を豹変させて女子中学生を脅迫。女子中学生の服をつかんだまま奥の居間へ連れて行き、服をすべて脱がし、わいせつな行為をしたという。
 被告は強姦と住居侵入の罪で起訴された。
 2件目は昨年4月28日午後3時50分、被害にあったのは同じ四條畷市内の女子高生だった。
 玄関の鍵を開けるところを確認して家のブザーを押し、「トイレを貸して」と家に侵入するなどの手口は同じ。この事件では、被告は強姦致傷と住居侵入の罪で起訴された。
 ■小学女児までも
 3件目は昨年6月22日午後3時ごろ、被害者は門真市内の小学校高学年の女児だ。犯行の手口は前の2件と同じだが、さらに携帯電話のカメラで女児の裸の写真を大量に撮っていた。
 「誰かに言ったら写真をばらまく」
 女児を脅し、恐怖心で抵抗できなくさせ、わいせつな行為をしたという。
 犯行の途中で、女児の友達が家に遊びに来て、女児は裸のまま友達と2人で玄関から外に逃げたという。
 この事件で、被告は強制わいせつ致傷と住居侵入の罪で起訴されたほか、さらに写真撮影が判明したため児童ポルノ法違反容疑でも送検された。
 調べに対し、被告は「小さい女の子を見たら性的欲求が抑えられなかった」と供述したという。