整体とか医療系の準強制わいせつ罪は普通重いんですが。
整体院経営被告に猶予付き有罪判決 準強制わいせつ事件=石川
2011.08.09 読売新聞
金沢市内の整体院で、治療に訪れた女性にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた被告(66)の判決が8日、金沢地裁であった。神坂尚裁判官は「施術を装った巧妙な犯行」と述べ、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役5年)の有罪判決を言い渡した。
争点は、わいせつ行為の存否で、弁護側は、被害女性の供述に変遷があるなどとして無罪を訴えていた。
神坂裁判官は、被害女性の証言について「虚偽の供述をすべき動機は何ら存在しない」として、女性が被告を陥れる可能性を否定。その上で、「わいせつ行為の根幹部分は、ほぼ一貫しており、高い信用性を持つと考えられる」とわいせつ行為を認定した。大沼被告の犯行について「女性の性的な自尊心を著しく傷つけるもので悪質」と述べた。
判決によると、被告は、2009年7月〜10年2月の間、経営する「整体院」(で、整体手術と称して20〜30歳代の女性4人の胸などを触った。
被告の主任弁護人は、「不当な判決。控訴するかは話し合って決めたい」と話した。