児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

金沢大学生寮内のPCからわいせつ画像流出

 安易に「ファイル共有ソフトの消去などを呼びかけた」りすると、証拠隠滅ですよね。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110407-OYT1T00267.htm
女児のわいせつ画像を、ファイル共有ソフトを使って不特定多数の人が閲覧できるようにする行為は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の対象で、同法に触れる可能性があった。
 同大によると、寮内でインターネットを使用するには、ケーブルテレビの回線に接続しなければならないが、パソコンごとに割り当てられるIPアドレス(ネット上の住所)は、寮のケーブル回線に接続するたびに変化するため、発信元のパソコンを特定することができなかったという。
 寮には当時、約100人の男子学生が住んでいた。
 同大は再発防止策として、寮長の学生を通して全寮生に、ファイル共有ソフトの消去などを呼びかけた。