児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

わいせつ画像をメール送信した疑い

 児童ポルノの場合は、4項提供罪ですが、わいせつの場合は、有体物が動いていないので、頒布販売罪は無理だと言う判例が、大阪高裁と札幌高裁にありますよん。
 よく考えて認否してください。

わいせつ画像をメール送信した疑い、男逮捕 香取署など /千葉県
2010.02.09 朝日新聞
 同署によると、容疑者は昨年10月〜同12月、当時交際していた女性のわいせつな動画を携帯電話のメールで不特定多数の人に送信した疑いがある。インターネットの掲示板に動画を載せ、欲しいと言ってきた人に送っていたという。「(女性と)けんかになったのでやった。100人くらいに送った」と容疑を認めているという。