児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

51歳援交先生は法廷で泣き出して…

 出会い系の児童買春2罪で逮捕されて懲戒処分受けた場合に、示談というのはあまりしませんね。安易というか、最後まで金で解決しようとしていると受け取られかねない。
 再犯防止なら、学習と専門医を受診するのが効果的です。

http://www5.nikkansports.com/general/asozan/89159.html#more
弁護人 「被害者であるAさん(本起訴の被害者)とBさん(追起訴の被害者)に対して、今、どう考えています?」
被告人 「Aさんに対し、う、うっ」
 と、突然泣き出す被告人。それでも何とか、
被告人 「すみません。ほんとに申し訳ないと思っています」
 と、鼻声で謝罪です。
弁護人 「泣くぐらい反省していると。当時は悪いと思わなかったんですか?」
被告人 「う、軽く考えてしまって…いて、今となっては考えられないんですけど。被害者は何も、悪くなくて、私がすべて」
弁護人 「被害者の方が悪くないのは当然ですよ。相手に気持ちを表す行動はしました?」
被告人 「示談の話はしたん…ですが(仕事を辞めて)収入がなくなり、生活が苦しくて」
弁護人 「今後、つぐないに関しての考えは?」
被告人 「社会に反すること、2度と同じ過ちは犯さず、仕事をして社会に貢献していきたいと思っています」