児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

フェースブックとマイスペース、NYの性犯罪者アカウントを全削除

 日本でも、非出会い系での被害が広がってくると、有害情報ではなく、危険な人物をフィルタリングするような方向に向かいます。
 さすがに性犯罪前科者のリストは提供されないので、例えば、非出会い系Aサイトで違反行為で削除されたらBサイトでも登録できなくするとかで、危険人物を閉め出すという方法です。
 そういうのが導入されるまでは、日本の非出会い系サイト(コミュニティサイト)は性犯罪歴がある人も自由に参加しているということを認識しましょう。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2670089/4984821
米交流サイトフェースブックFacebook)とマイスペースMySpace)は1日までに、ニューヨーク(New York)州で有罪判決を受けた性犯罪者3533人が持っていたアカウントをすべて削除した。
 ネットを介した性犯罪を防ぐために前年成立した法律「Electronic Security and Targeting of Online Predators Act(e-STOP)」に基づいて行われた措置。フェースブックは同州で有罪が確定した性犯罪者2782人に関連した計3410アカウントを閉鎖し、マイスペースは有罪となった1796人の性犯罪者に関連した1975アカウントを最近閉鎖した。同一人物が両サイトにアカウントを持っている場合もあるため、これらの数字は一部重複している。
 ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)司法長官は、ほかの交流サイトもこれにならうよう促している。