児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

子どものネット利用トラブルの中では、性的犯罪被害を深刻と感じる保護者が最多 〜フィルタリングによる個別サイト利用リスク評価や、運営事業者の自主的努力に期待〜

 奥村は最近、ゲームサイトの青少年条例違反とか3項製造罪ばっかりやってるんですが。
 非出会い系サイトの福祉犯罪が増えていて、そっちはフィルタリングかかってないので、フィルタリングに期待しても無意味ですよね。
 保護者の警戒対象がずれています。
 ブログにコメントつけると、児童から、直メールくれたり、電話してくれるんですよ。そんで、呼び出して福祉犯被害。

http://www.netstar-inc.com/press/press091125.html
(1)保護者が深刻と感じる子どものネット利用トラブルは、「性的被害」が40%超で、「いじめ」22%に大差
 保護者にとって、子どものネット利用トラブルに関して深刻と感じるのは「性的被害」40.4%で、続く「いじめ」21.7%と大きな差がつきました。しかし、犯罪統計上の変化が指摘される「非出会い系サイトでの性犯罪被害増加」について知っているとした保護者は14.8%に過ぎませんでした。

(2)子どもを守るためには「フィルタリングが有効」7割超、フィルタリングでの個別サイトのリスク評価にも期待大
 子どもを守るための対策としては「フィルタリング」73.9%、「利用方法の学習」53%、「利用内容を保護者が把握」47.7%、「事業者の取り組み強化」46.7%の順で支持を集めました。しかし実際に「コミュニケーションサイトを自分自身で判断している」保護者は17.5%に留まりました。一方、フィルタリングサービス上で個別コミュニケーションサイトの利用リスク評価があれば利用したいとする保護者が77.1%に達しました。
(3)事業者への期待は「アダルト・出会い系の広告・リンク非掲載」「利用者の身元確認」など
 コミュニケーションサイト上で起こる「誘い出し」や「性的被害」を減らすために、サイト運営事業者に期待する施策としては、「アダルト・出会い系の広告・リンクを掲載しない」62.4%の他に、年齢詐称等を防ぐための「全利用者の身元確認」56.2%、誘い出しを減らすための「利用者検索機能を提供しない」52.7%が挙がりました。