児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強制わいせつ、元判事に有罪=懲役2年、猶予5年−宮崎地裁h21.7.7

 熟睡中の準強制わいせつ罪については
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20090303#1236026111
で科刑状況を調べてみました。
 判事である点については、執行猶予期間を長くして、重罰感を示しているようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000051-jij-soci
検察側は論告で「法の番人として自らを厳しく律するべきなのに、自己の立場を顧みることなく卑劣な行為に及び、言語道断」と批判。被害者が熟睡していた際の犯行で悪質とした。
 弁護側は「被告は裁判官に対する信頼を損なったことに責任を感じている。(犯行は)一過性の行為で、常習的ではない」と主張。被害者に謝罪と慰謝料の支払いを申し出ており、退職金辞退などの事情を考慮し、執行猶予とするよう訴えた。