児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

青少年条例違反4罪で懲役1年6月執行猶予4年保護観察(立川支部H21.7.1)

 産経新聞中日新聞は保護観察を報道していません。聞こえなかったのか?
 「妊娠させた」というのは罪となるべき事実ではなく量刑理由ですよね。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090701/trl0907011539003-n1.htm
中高生にみだらな行為 元巡査部長に有罪判決
2009.7.1 15:37
 14〜17歳の女子中高生4人に18歳未満と知りながらみだらな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の罪に問われた元警視庁町田署地域課巡査部長(27)の判決公判が1日、東京地裁立川支部で開かれた。岡村英郎裁判官は懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 判決によると、被告は平成19年2月から20年9月にかけ、東京都豊島区や新宿区のカラオケ店で、携帯電話のゲームサイトで知り合った中高生に対し、学生と身分を偽りみだらな行為をし、うち1人を妊娠させた。

少女とみだらな行為、元警察官に有罪判決 地裁立川支部 /東京都
2009.07.02 朝日新聞
 女子中高生とみだらな行為をしたとして、都青少年健全育成条例違反の罪に問われた元町田署巡査部長(27)の判決公判が1日、地裁立川支部であり、岡村英郎裁判官は懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。
 判決によると、被告は07年2月から08年9月にかけ、新宿などのカラオケボックスで当時14〜17歳だった少女計4人とそれぞれ18歳未満であることを知りながら、みだらな行為をした。岡村裁判官は「警察官としての責任感がみじんも認められない」と断じたが、少女と示談の意思があることを考慮し保護観察付きの執行猶予判決とした。

少女にみだらな行為 元警察官に有罪判決 地裁立川支部=東京
2009.07.02 読売新聞
 女子中高生4人にみだらな行為をしたとして、都青少年健全育成条例違反の罪に問われた元町田署地域課巡査部長(27))の判決が1日、東京地裁立川支部であった。岡村英郎裁判官は「警察官に対する社会的信用を失墜させた」として懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年(求刑・1年6月)の有罪判決を言い渡した。
 判決によると、被告は2007〜08年、携帯電話のゲームサイトで知り合った、当時14〜17歳の女子中高生計4人を、有名私立大学生を装ってカラオケに誘い、18歳未満であることを知りながら豊島区や新宿区内のカラオケボックスでみだらな行為をした。岡村裁判官は、「いずれも著しい精神的苦痛を与えたほか、被害女子の一人は、妊娠・出産して進学をあきらめており、被害はとりわけ大きい」と指弾した。

少女とみだらな行為 元巡査部長 有罪判決 地裁立川支部
2009.07.02 中日新聞社
 【東京都】十四〜十七歳の少女四人とみだらな行為をしたとして、都青少年健全育成条例違反の罪に問われた元警視庁町田署地域課巡査部長(27)=起訴後に懲戒免職処分=の判決公判が東京地裁立川支部であった。岡村英郎裁判官は、懲役一年六月、執行猶予四年(求刑懲役一年六月)を言い渡した。