児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

詐欺被告事件(札幌高裁)

 被告人が「よく似た親せきが勝手にやった」と主張するので、弁護人としてそういう控訴趣意書を書いたことがあります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000630-san-soci
1審では一貫して全盲として振る舞い、判決言い渡し後に「下手な芝居はやめなさい」と裁判長に一喝された被告は19日、1審の裁判長への謝罪文を読み上げるなど本当は目が見えることを認め、「今の生活が変わることへの不安から証言を偽った」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00001089-yom-soci
1審の判決で裁判長から「下手な芝居はやめなさい」と一喝されていた被告は、この日の被告人質問では、「起訴された内容はすべて事実です。一番最初に1審の裁判長に謝りたい」などと謝罪。「左目は、調子がいい時は曇りガラスをのぞいているよう」と全盲でないことを認め、「自分はクリスチャン。祈っている時に、罪を償わなければと思った」と述べた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/193124/
判決理由で嶋原文雄裁判長は「視力障害1級の認定後に運転免許を更新するなど日常生活に支障のない視力があった。福祉を食い物にした」と批判。法廷でよろけるなどあくまで全盲として振る舞う被告に対し、最後に「下手な芝居はやめなさい」と一喝した。
被告は捜査段階では容疑を認めていたが、公判では一転して否認。「免許を更新したのはよく似た親せきが勝手にやったことで、本当に目は見えていない」などとして無罪を主張していた。