児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ネット関連事件、プロフなど「非出会い系」にシフト

 「ここは大丈夫」みたいな迷信を払拭するための犯罪発生マップみたいなのが一般化していますが、事件が発生したサイト一覧表も公表すべきですね。
 それを出さないで安全だって言ってもねぇ。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090219/crm0902191018009-n1.htm
出会い系サイト運営業者への取り締まりが強化される中、同庁は法規制のない「非出会い系」に犯罪の舞台がシフトした可能性があると分析。「違法行為につながる書き込みがあれば削除を要請する」としている。
 「非出会い系」サイトを利用して、児童・生徒らが昨年中に巻き込まれた事件を罪種別にみると、わいせつなどの青少年保護育成条例違反が545人(648件)、児童買春・ポルノ禁止法違反が204人(299件)、強姦(ごうかん)15人(17件)、殺人未遂2人(2件)だった。

 「児童保護」を理由にして、全部、警察の指導下に入ります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090219-00000037-jij-soci
出会い系激減、別サイトへ移行か=利用で被害の児童−警察庁
2008年に出会い系サイトを利用して犯罪被害に遭った児童(18歳未満)は前年比34.2%減の724人で、2年連続で減ったことが19日、警察庁のまとめで分かった。一方、会員制交流サイト(SNS)など別のサイトに関係した被害児童は792人で、出会い系を上回った。

 殺人未遂の次は既遂がくるおそれがある。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2009021900710.html
一般サイトにからんだ被害をまとめるのは今回が初めて。同庁が実態を把握するため、少年少女が巻き込まれやすい10罪種で集約した。
 最も多かったのは、みだらな行為をされるなどの青少年保護育成条例違反による被害で545人。児童ポルノ事件は102人、児童買春事件も102人だった。ほかにも、殺人未遂2人、強姦(ごうかん)15人、略取誘拐4人など凶悪犯罪に巻き込まれるケースもあった。男女別では少女が768人と全体の97%を占めた。
 一方、出会い系サイトによる被害は、すべての罪種で724人と07年より34%減った。ピークの1153人だった06年以降、2年連続の減少となった。