一定の立証趣旨があるのなら、検察官が質問しますよね。そうじゃないのが、被害者の質問なので、不安ですね。
http://mainichi.jp/kansai/news/20090128ddn012040033000c.html
母親は、傍聴席とはついたてで仕切られた検察側付近から質問。「昨年10月にも家の近くに来ていたのはなぜ」と問いただし、親子と面識があった被告が「1年ぶりに会いたいと思ったから」と答えると「もう一度(わいせつ行為を)しようと思ったのでは」などと追及した。
質問する母親は終始冷静な態度。「電話をかけたのは(自宅や携帯電話からでなく)なぜ公衆電話からだったのか」などと約10問を被告にぶつけ、「(母親から)四六時中電話をかけられたり、メールを送られたらまずいと思った」などの供述を引き出した。【寺岡俊】
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/216504/
事件の1年後、自宅近くに被告が来た目的について「また(娘に)いたずらするつもりだったのでは」とただすと、被告は「(母親に)貸した医学書を返してもらうつもりだった」と否定。起訴事実は認めた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901280048.html
公判には、女児の母親と付き添いの弁護士が出廷し、被告と向き合う検察官のそばに着席。母親と傍聴席の間は母親の意向で遮へいされた。被告人質問で、女児の母親は「(犯行後に)私たちの家の近くにいたのはなぜですか」など10項目以上を質問。被害者側の弁護士も「一生をかけて償いたい」と被告が法廷で述べた点に触れ、どう償うのかを確認していた。
次回公判で、被害者側の意見陳述、検察側の論告、弁護側の最終弁論があり結審する見通し。
被告弁護人は「感情的に非難、追及するような場面はなく、(被害者参加人は)冷静だった」と述べる一方、持ち越した意見陳述について、「感情が表面に出てくると、適正な判断ができるか一抹の不安はある」と打ち明けた。