児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

速度超過で正式裁判(大阪地裁H19.12.18)

 正式裁判は権利だから、構いませんが、[地裁]に起訴された場合は、不利益変更禁止がなくて、懲役刑の宣告も可能になるので(要するに地裁は略式命令の罰金額に拘束されない。)、漫然と判決をうけることがないように。判決直前で正式裁判取り下げということも念頭に。リスクがあります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000929-san-soci
元Jリーガーの被告、スピード違反で罰金10万円
12月18日12時34分配信 産経新聞
 制限速度を40キロオーバーで運転したとして、大阪地検が道交法違反(速度超過)の罪でJリーグ・浦和レッズの元選手でプロゴルファーの被告(38)を在宅起訴していたことが分かった。18日、大阪地裁(千賀卓郎裁判官)で初公判があり、被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
 検察側は「緊急性はなかった」などとして罰金10万円を求刑、弁護側は情状酌量を求めて審理は即日結審し、千賀裁判官は求刑通り罰金10万円を言い渡した。
 起訴状によると、被告は今年1月28日午前3時20分ごろ、大阪府豊中市新千里南町で乗用車を運転中、制限速度60キロの道路を100キロで走行した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000081-jij-soci
制限速度を40キロオーバーで運転したとして、大阪地検が道交法違反(速度超過)の罪でJリーグ・浦和レッズの元選手でプロゴルファーの被告(38)を在宅起訴していたことが分かった。18日、大阪地裁(千賀卓郎裁判官)で初公判があり被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
 検察側は「緊急性はなかった」などとして罰金10万円を求刑、弁護側は情状酌量を求めて審理は即日結審し、千賀裁判官は求刑通り罰金10万円を言い渡した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000065-mai-soci
<スピード違反>元サッカー日本代表の礒貝被告に罰金 大阪
12月18日16時52分配信 毎日新聞
被告は「前を走っていた車も同程度の速度だったのに、何の処分も受けていないのが疑問」として正式裁判を求めた。閉廷後「なぜ僕だけ摘発されるのか疑問を解消したかった」と話した。

 正式裁判に理由は要りませんが、そういうときは正式裁判申立期間内に略式命令の記録を閲覧すればいいんじゃないですか?

道路交通法
第22条(最高速度)
車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない。
2 路面電車又はトロリーバスは、軌道法(大正十年法律第七十六号)第十四条(同法第三十一条において準用する場合を含む。第六十二条において同じ。)の規定に基づく命令で定める最高速度をこえない範囲内で道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては当該命令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない。
第118条
1 次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
一 第二十二条(最高速度)の規定の違反となるような行為をした者
2 過失により前項第一号の罪を犯した者は、三月以下の禁錮又は十万円以下の罰金に処する。