児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

セクハラで総長逮捕 福岡の都築学園 女性職員の胸触る 容疑を否認

 強制わいせつでも強姦でもなんでも「セクハラ」と言ってしまうと、若干語気が弱まります。「いたずら」とかと同じ。
 セクシャルハラスメント=「相手の意志に反して不快や不安な状態に追いこむ性的なことばや行為」というんですが、労働法で使う概念なので、刑法の「わいせつ行為」とは視点が違います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000115-san-soci
同学園では容疑者のセクハラを回避するため、女性職員らが単独行動をしないよう申し合わせていたといい、県警は立場を利用したセクハラが繰り返された疑いもあるとみて調べる。
 調べでは、容疑者は昨年10月14日午後6時半ごろ、福岡県太宰府市の大学のエレベーター内に、女性職員(23)を無理やり連れ込み、胸などを触った疑い。

 事実関係は別として、1件くらいなら起訴前に示談して不起訴といきたいところですが、常習的で被害者多数だとしんどいですね。