児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

地球の出

 月は、同じ面を向けて地球を周回しているので、月面の一カ所から見ていても、地球は動きませんよね。
 要するに、かぐやが動いているので、月と地球が重なったり離れたりするだけです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000514-yom-soci
月周回衛星「かぐや」が、月の向こうから地球が昇る「地球の出」と、月の向こうに地球が沈む「地球の入り」のハイビジョン撮影に成功したと、宇宙航空研究開発機構とNHKが13日、発表した。
 「地球の出」撮影は1969年の米アポロ11号以来38年ぶり。月探査新時代の幕開けにふさわしい映像となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000151-mai-soci
動画は月面上空約100キロを周回している、かぐやが7日に撮影。38万キロかなたの地球が月の地平線から昇ってきたり、月面の向こう側へ隠れていく様子が鮮明にとらえられている。約1分間の動画を4コマに加工した「地球の入り」では、月の南極付近に沈んでいく地球が荒涼とした月面と美しいコントラストを描いている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000229-jij-soci
かぐやが月を周回しているため、前方を撮影する場合はあたかも地球が月の地平線から昇るように見え、後方を撮影する場合は、地球が沈むように見える。この構図の映像は米アポロ宇宙船が撮影して有名になったが、HDTVによる映像は世界初という。 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/environment/101199/
 宇宙航空研究開発機構JAXA)は13日、月周回衛星「かぐや」が撮影した世界初のハイビジョンによる「地球の入り」の映像を公開した。暗黒の月の地平線に、ゆっくりと隠れていく青い地球の姿を鮮明にとらえた。

ここに解説がありました

http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq6/earthrise.html
月の自転周期と公転周期は同じなので、月はいつも同じ面を地球に向けています。
これは逆に月の表側のある地点に立って地球を見ると、いつも同じ場所に地球が浮かんでいるように見えることになります。月の表側の真ん中付近ではいつも頭の真上に地球は見えますし、月の南極や北極、裏に近い端の方では月の水平線上に見えるでしょう。
アポロやクレメンタインで撮影された写真で、月の水平線上に地球が浮かんでいる写真が「地球の出」として紹介されていますが、これは月の地平線の下から出てきたわけではありませんし、「日の出」のように地球が天空をうごいていくことはありません。

http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071113_kaguya_j.html
(注)今回、「地球の出」という表現を使っていますが、これは月周回衛星「かぐや(SELENE)」やアポロ有人宇宙船のように月のまわりを回る衛星で見られる現象です。月面上に立つ人間からは地球は絶えずほぼ同じ位置に見え、地球が地平線から昇ってくるような「地球の出」を見ることはできません。